「市民・看護職への看護小規模多機能型居宅介護での看取り推進」事業 ウェビナー(2024/12/14)
【テーマ】「ほぼ自宅、ときどき第2のお家」
訪問(看護・介護)・通い・泊り全て対応可能な看多機での生活、最期について考えてみませんか?
我が国では病院で亡くなる方が8割を占める現状があるなか、厚生労働省の「人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会」が2017年末に実施した調査では、国民の 63.5%が「自宅で最期を迎えたい」と回答しています。その希望が実現しない要因は様々ありますが、医療の高度化と共に一般市民が在宅で看取ってもらえる、家族が看取れるということが理解されていない現状もあります。また、尊厳ある看取りを支える看護要員の確保が難しいという実態も浮かび上がっています。特に看護基礎教育に「在宅看護論」がない世代(平成8年以前)や訪問看護の経験がない者は、在宅看護のイメージを持てない者も多いといわれています。
このような背景をもとに、看護の質確保のため各地で在宅看取り教育プログラム等実施されていますが、そもそもの人材確保の観点からは、より多くの看護職に本領域に関心を持ってもらうことが必要であります。また、一般市民の方々にも看取りにおける看護の役割について理解をしていただく必要があります。
そこで、看護職のキャリア開発支援を通して社会課題解決を目指している一般社団法人Nurse for Nurseは、公益財団法人テルモ生命科学振興財団2023年度医療貢献活動助成を受け、看多機の役割やそこでの看取り、看多機でのキャリアを考える機会を提供すべく「市民・看護職への看護小規模多機能型居宅介護での看取り推進」事業を実施しています(実施期間:2024年1月~2025年3月)。
一般市民、看護職、福祉関係者等、より良いサービスを受けたい、提供したいと思われている皆様、是非事業へご参加ください!
■ 日時
2024年12月14日(土)15時~17時
■ 開催方法
Zoomウェビナーによるオンライン開催
■ 参加費
無料
■ 対象
一般市民、看護職、看護学生、その他の医療・福祉関係者など
■プログラム(仮)
◎第一部 シンポジウム
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我が国における在宅看取りの現状と様々な看護サービス
大橋奈美氏(一般社団法人日本訪問看護認定看護師協議会代表) -
看多機の概要および現状
福田裕子氏(千葉県看多機連絡協議会会長) -
看多機の視点から在宅看取りを考える
柴田三奈子氏(株式会社ラピオン代表取締役) -
在宅看取りの経験および看護職とのエピソード
当事者ご家族のお話(ビデオ登壇)
*看護職の方々にはこれまで歩んでこられたキャリアについてもお話いただきます!
◎第二部 パネルディスカッション
座長:大橋奈美氏(一般社団法人日本訪問看護認定看護師協議会代表)
■ 主催
一般社団法人Nurse for Nurse
■ 後援
一般社団法人日本訪問看護認定看護師協議会
■ お申し込み方法
お申し込みフォームに必要事項を入力し送信してください。
https://forms.gle/TkzJox14QdK1K4qe7
■ 申し込み締め切り
2024年12月7日(土)
■ お問い合わせ先
一般社団法人Nurse for Nurse
公式サイト:https://www.nursefornurse.org/
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