厚生労働省が「児童相談所強化プラン」を策定
4月25日、厚生労働省は「第１回厚生労働省児童虐待防止対策推進本部」の初会合を開き、「児童相談所強化プラン」を策定した。
「児童相談所強化プラン」は、平成28年度から31年度までの間、児童福祉司などの専門職の配置の充実や資質の向上を図るなど、児童相談所の体制と専門性について計画的に強化するもの。主な内容は、①専門職の増員②児童福祉司の資質の向上③関係機関との連携強化等。専門職の増員目標は、保健師210人(平成27年実績90人)、児童福祉司3,480人(同2,930人)、児童心理司1,740人(同1,290人)となっている。厚生労働省はプラン達成のため関係省庁と連携しつつ、法律・予算・運用全般にわたり必要な取り組みを推進していくとしている。
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