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2012年12月号
子どもの安全対策が進んでいる。傷害予防の最新知見と先進事例、セーフコミュニティの事例などを紹介。
特集子どもの事故を防ぐ ─ 傷害予防の観点から
わが国の子どもの死因は、50年以上もの間「不慮の事故」が第1位。にもかかわらず、これまでは具体的な対策は皆無に近い状態でした。しかし近年、世界保健機関(WHO)が推進している「セーフコミュニティ」への関心が高まり、各省庁でも少子化対策の一環として子どもの安全対策へ重きをおくようになるなど、徐々に科学的、工学的な観点も含めた対応策を考えていく空気ができつつあります。
特集では、現在進められている傷害発生メカニズムの解明や傷害データ収集・分析等の科学的な研究成果、そして先進的な自治体の取り組みをご紹介いたします
- 事故による子どもの傷害を減らすには
安全な社会をつくるために
山中龍宏(緑園こどもクリニック) - 科学的アプローチによる子どもの傷害予防
北村光司ほか(産業技術総合研究所デジタルヒューマン工学研究センター) - 医療機関での傷害情報収集
西海真理(国立成育医療研究センター) - Love&Safety おおむら;子どもを事故から守るプロジェクト
長崎県大村市における地域参加型知識循環による子どもの事故予防活動
出口貴美子(出口小児科医院) - 子ども事故予防センターを拠点とした
“セーフコミュニティとしま”の取り組み
栗原せい子(東京都豊島区池袋保健所)
フロントランナー
殿谷加代子さん(那賀町相生保健センター課長補佐)
文:編集部 写真:カミヤス セイ
ひよこ保健師 season6
垣見春奈さん(雲南市健康福祉部健康推進課)
文・写真:西内義雄
REPORT1
全国いきいき公衆衛生の会サマーセミナー in ふくしま
~放射線の影響などを本音で語り合う~
取材:西内義雄
REPORT2
中国四国ブロック保健師等研修会開催
文・写真:西内義雄
ピープル
古久保俊嗣さん(NPOエガリテ大手前代表)
孫と過ごす、ほんの短い、幸せな時間を大切にして
「ソフリエ」になって育児を楽しもう
聞き手:編集部 写真:カミヤス セイ
行政のうごき
平成25年度以降に実施される特定健診・保健指導におけるヘモグロビンA1cの検査結果の通知や実績報告の方法について事務連絡
情報BOX
BOOK
月間レーダー
ナンバーわんちゃんの数字クイズ
infomation
月間レーダー special edition?!
連載
保健師のための閑話ケア
第24回 「ザザムシ」と「ウゾ」
藤本裕明
中臣さんの 環境衛生ウオッチング
第9回 水道水と臭い
中臣昌広
いまどき子育てアドバイス
第183回 子どもの健やかな育ちのために(5)
こころの育ち - 愛着(その5)
中川信子