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2014年11月号
正しい理解が行き届いているとは言い難い、発達障害。各分野で活躍する専門家たちによる最新情報を掲載。
特集地域で支える発達障害
2005(平成17)年に発達障害者支援法が施行されてから、急速に認知度が高まった「発達障害」。しかし、必ずしも皆が正しく理解しているとは言い難く、世間の誤解や偏見にさらされることで孤立し、適切な支援を受けていないケースも散見される。こうした事態の打開には専門のサポーターを増員するなどして発達障害の周知を図るとともに、地域の結び付きを強め、当事者のニーズに応えられる土壌をつくる必要がある。
今月号では、新たな時代を切り拓くべく、各分野で発達障害支援の普及に取り組む専門家たちに、支援の今と未来について語っていただいた。
- 発達障害者支援の国の施策と方向性
取材協力:日詰正文さん(厚生労働省 社会・援護局) 取材:編集部 - 岡山県 発達障害のある人のトータルライフ支援プロジェクト
鈴木健二(岡山県保健福祉部) - 発達障害地域支援マネジャーの役割
新保文彦(長野県松本圏域発達障害サポート・マネージャー) - ペアレント・メンターによる支援
加藤 香(特定非営利活動法人 日本ペアレント・メンター研究会、特定非営利活動法人愛知県自閉症協会) - 発達障害者の就労支援
小川 浩(大妻女子大学) - DSM-5 日本語版:発達障害観点の改訂のポイント
市川宏伸(東京都立小児総合医療センター)
フロントランナー
中河原幸子さん(栃木県県南健康福祉センター 主幹兼地域保健部長補佐)
文:白井美樹 写真:カミヤス セイ
FOCUS
「感性」を鍛えるIQNOH教室
取材:編集部
REPORT1
日本地域看護学会第17回学術集会
取材:髙田英弦
REPORT2
日本看護協会「統括保健師人材育成プログラム」前期集合研修《続報》
取材:編集部
ニュース
- 「地域医療構想策定ガイドライン等に関する検討会」始まる
~構想区域の設定などを幅広く議論~ - 「健康寿命」男女とも伸びる 男性71.19年、女性74.21年
~「第2回健康日本21(第二次)推進専門委員会」から - 生活保護受給者の健康課題の改善方法を検討
~「生活保護受給者の健康管理の在り方に関する研究会」(第2、3回)から - 中堅期、管理期、統括的な役割を担う保健師の研修について議論
~「保健師に係る研修のあり方等に関する検討会」(第3、4回)から
ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
上條友美さん(佐倉市役所 健康こども部 健康増進課)
文:編集部 写真:C.Kent
ピープル
渥美雅子さん(弁護士)
女性や子どもが笑顔になれる活動に全力を注ぐ
文:余田雅美 写真:カミヤス セイ
情報BOX
訪問に役立つ“安心・安全”の豆知識
BOOK
月間レーダー
information
月間レーダー special edition?!
連載
保健師のための閑話ケア
第47回 「病気」と「障害」
藤本裕明
中臣さんの 環境衛生ウオッチング
第32回 水道蛇口の大腸菌
中臣昌広
いまどき子育てアドバイス
第206回 赤ちゃんとの関わり方、遊び方(6)
中川信子