2010年3月号

デリケートな対応が求められるグリーフケア。「心の痛みに触れてほしくない」と願う遺族の気持ちに沿いながら保健師にできることとは?

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20103月号

定価:本体 942円(税込)
第41巻3号
発行日:2010年3月15日
A5版 96ページ

特集グリーフケアを考える

さまざまな経緯で近親者を亡くし、「悲嘆」の中にある人々を「ケアする」ために、地域でできることは何か。グリーフケアは支援者が安易に踏み込むことができない領域であり、非常にデリケートな対応が求められている。「心の痛みには誰にも触れてほしくない」という遺族の希望に沿いながら、悲しみの時間を過ごす場を支える方法を考える。

  • 悲しみは人それぞれに備わった「とき」
    グリーフケアを考えるとは「人を理解しようとすること」
    若林一美(山梨英和大学)
  • 「グリーフケアは要らない」という声が自死遺族にはある
    上智大学 岡 知史 ほか
  • 流産・死産・新生児死亡・乳児死亡を体験した母親の心身の状態とかかわり方
    米田昌代(石川県立看護大学)
  • 【事例】 秋田県における自死遺族支援活動の取り組み
    佐藤 昭(秋田県健康福祉部健康推進課)
  • 【事例】 自死遺族支援グループそよ風の会」の取り組み
    縄井詠子(北海道十勝保健福祉事務所)
  • 【事例】 取り組む眼差しの中に、遺族の思いを大切にしながら進めていきたい
    京都市の自死遺族支援の取り組み
    前田えり子(京都市こころの健康増進センター)
  • 【REPORT】 平成21年度 自死遺族ケアシンポジウム 東京大会
    取材:編集部

FACE 2010

近藤克則さん(日本福祉大学大学院 医療・福祉マネジメント研究科長)
文:編集部 写真:カミヤス セイ

ひよこ保健師 season3

舘 あゆみさん(愛知県一宮保健所健康支援課)
文・写真:西内義雄

FOCUS

民間施設で大成功の介護予防教室
元気倶楽部船橋@カーブス東船橋
取材:編集部

REPORT

社団法人日本看護協会 厚生労働省委託事業 平成21年度先駆的保健活動交流推進事業
~効果的な生活習慣病予防活動推進フォーラム~

生活習慣病予防活動を推進するための「評価」を考える
3 年間の実践からの多様な視点での評価とは
取材:編集部

行政のうごき

全国健康関係主管課長会議
勝又浜子室長が保健師の人材育成等について講演

情報BOX

本のレストラン
月間レーダー
5,6月に開催される学会
ナンバーわんちゃんの数字クイズ
月間レーダー special edition?!
infomation
保健指導に役立つ気になるコトバ
ナンバーわんちゃんの数字クイズ答え

連載

いまどき子育てアドバイス

第150回 いろんな子どものいろんな育ち(14)
中川信子

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