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2007年11月号
途上国での保健師活動にはかつての公衆衛生スピリットが残っている。海外活動の事例を通じて、今日の日本の保健師のあり方を考える。
特集海外へ羽ばたく保健師活動
戦後の日本が培った公衆衛生活動。そのノウハウで発展途上国に協力する保健師達がいます。きわめて低い予防意識に圧倒されながらも、保健師活動の原点を見出した方々を紹介します。
- 「海外活動を一度体験した人は、また行きたくなります」
森口育子(兵庫県立大学地域ケア開発研究所教授) - JICAにおける保健師の海外活動の現状
国際協力活動で開発途上国と日本を結ぶ
森 淑江(独立行政法人 国際協力機構 青年海外協力隊事務局技術顧問) - 母親学級、学校保健で悪戦苦闘の日々
モロッコ王国での活動報告
木内和子(モロッコ在住・保健師) - 地域巡回や講習会開催などすべてが日本で役立つ貴重な体験
タンザニア連合共和国での活動報告
櫻井優子(静岡県富士健康福祉センター保健福祉課) - 海外で問われるのは「個人力」
ケニア共和国での活動報告
近藤優子(ケニア在住・保健師)
FACE 2007
松田正己さん(静岡県立大学看護学部看護学科教授)
文:編集部 写真:カミヤス セイ
FOCUS
園芸福祉を用いたデイサロンみさとの介護予防
取材:編集部
REPORT
言語聴覚の日講演会開催
取材:編集部
ひよこ保健師 season1
田中淳子さん(京都府宇治市役所 健康福祉部 健康増進室)
取材:編集部
がん患者の心を支えるサイコオンコロジー
第2回 医療者と患者の共生の中で実現するサイコオンコロジー
取材協力:大西秀樹さん
取材:木山広実
地域発! 行動変容
第8回 静岡県磐田市編
幸に恵まれたまちが抱える糖尿病合併症の悩み
取材:西内義雄
行政のうごき
「地震災害時における効果的な保健活動の支援体制のあり方に関する検討会」開催
情報BOX
本のレストラン
月間レーダー
information
連載
いまどき子育てアドバイス
第122回 守破離-「型を教える」から入る子育て-
中川信子