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2009年9月号
「見えにくい、分かりにくい」といわれる保健師の仕事。気鋭の論者たちによる保健師必要論を通して、新しい時代の保健師像が見えてくる。
特集私の「保健師必要論」
保健師たるもの、地域の人々に役立ち、必要とされて仕事をしているはずである。ところが政治や行政のパワーポストに就いている人たちはもとより、同じ看護職のなかにも「保健師って本当に役に立っているの?」と疑問を持っている人は少なからずいる。ましてや一般の住民・国民は保健師の仕事についてよく知らない人が多い。 日本看護協会会長へのインタビュー、気鋭の論者たちによる保健師必要論から、変革期にある日本において、保健師の仕事を「言葉」で説明し、力強く乗り切る手がかりを探る。
- 効果を出せる人材の育成を
日本看護協会・久常節子会長インタビュー
聞き手:編集部 - 健康格差を是正する働きに期待
麻原きよみ(聖路加看護大学) - 保健師という国家資格の伝承の責任
安齋由貴子(宮城大学) - なぜ保健師は必要か?
それは公衆の生を護る保健師の機能がオリジナルだから
岡本玲子(岡山大学大学院) - 物語を論理に変換し地域の健康づくりを推進する
成木弘子(国立保健医療科学院) - 専門職の目でネットワークを生み出す保健師
その方法論が人々の生を支える
村嶋幸代(東京大学大学院) - 専門性を問い続ける保健師
守田孝恵(山口大学大学院)
FACE 2009
奥田博子さん(国立保健医療科学院公衆衛生看護部看護マネジメント室室長)
文:編集部 写真:カミヤス セイ
ひよこ保健師 season3
芳川未央さん(島根県浜田市旭支所市民福祉課)
文・写真:西内義雄
FOCUS
知っておきたいSSRIのこと
別府宏圀(医療法人社団相和会新横浜ソーワクリニック)
REPORT
市民後見人養成プロジェクト
第1期生実務講座・第2期生基礎講座開講
取材:編集部
速報 新型インフルエンザ
- 感染症対策専任保健師が早期探知地域連携システム神戸モデルをつなぐ
- 新型インフルエンザに関するQ&A(8月31日版)~厚生労働省発表~
行政のうごき
大学における看護系人材養成の在り方に関する検討会
第一次報告まとまる
情報BOX
本のレストラン
月間レーダー
10月の行事・開催される大会・その他
information
ナンバーわんちゃんの数字クイズ
月間レーダー special edition?!
保健指導に役立つ気になるコトバ
ナンバーわんちゃんの数字クイズ答え
連載
いまどき子育てアドバイス
第144回 いろんな子どものいろんな育ち(8)
中川信子