2009年10月号

うつ病による休職・退職者が増加している。復職支援をはじめとする、各地の勤労世代のうつ対策にスポットをあてる。

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200910月号

定価:本体 942円(税込)
第40巻10号
発行日:2009年10月15日
A5版 96ページ

特集地域で取り組む 働きざかりの「うつ」対策

うつ病が増えている。とくに近年は過重労働、雇用不安や経済苦に関係する働きざかりのうつ病と自殺が大きな問題となっている。勤労世代のうつ病は産業保健の問題として取り上げられることが多いが、うつ病による休職・退職者が増加するなかで、地域においても産業保健との連携の取り組みが求められている。特集では復職支援をはじめとした勤労世代の地域のうつ対策にスポットを当てる。

  • 働きざかりの「うつ」の現状と動向
    島 悟(京都文教大学)
  • 認知行動療法を中心とした就労・復職支援
    沖縄県立総合精神保健福祉センターの取り組み
    仲本晴男(沖縄県立総合精神保健福祉センター)
  • 合言葉は「眠れてる?」
    働き盛りのメンタルヘルス日本一を目指して
    うつ自殺予防対策「富士モデル」事業による静岡県の取り組み
    坂本久子(静岡県精神保健福祉センター)
  • 「うつ」による休職者に対する職場復帰支援モデル事業
    新潟県上越地域における取り組み
    大矢政昭(新潟県精神保健福祉センター)
  • うつ病支援は職場に戻すことが基本
    東京都立中部総合精神保健福祉センターの復職リハビリテーション
    取材:編集部
  • 「うつ」の家族支援
    家族心理教育を中心に
    香月富士日(名古屋市立大学)

FACE 2009

沖 壽子さん(日本赤十字看護大学地域看護学教授)
文:編集部 写真:カミヤス セイ

ひよこ保健師 season3

小泉今日子さん(甲州市福祉保健部健康増進課)
文・写真:西内義雄

生活習慣病対策展2009

生活習慣病対策の最新情報と特定健診・特定保健指導の支援ツールに触れる

FOCUS

日本看護協会・井伊久美子常任理事インタビュー
保助看法・人確法の改正を保健師の専門性の発揮につなげるために
~社会のニーズに応える保健師育成の条件整備とは~
聞き手:編集部

REPORT

第5回「WHO世界自殺予防デー」シンポジウム開催
取材:編集部

速報 新型インフルエンザ

  1. スペインかぜの免疫か?1917年以前生まれの50~60%が抗体を保有 国立感染症研究所感染症情報センターが発表
  2. 流行期に入った新型インフルエンザへの明石市の取り組み
    ~明石市保険・健康部地域医療課長 山本 徹~

行政のうごき

  • 若年性認知症の電話無料相談を開始
  • 児童相談所全国共通ダイヤルを運用開始

情報BOX

本のレストラン
月間レーダー
11月の行事・開催される大会・その他
ナンバーわんちゃんの数字クイズ
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保健指導に役立つ気になるコトバ
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連載

いまどき子育てアドバイス

第145回 いろんな子どものいろんな育ち(9)
中川信子

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