2010年7月号

介護予防の現状と課題、事業効果検証の意義について解説するとともに「手応え」を感じた各地の声を報告する。

画像

20107月号

定価:本体 942円(税込)
第41巻7号
発行日:2010年7月1日
A5版 112ページ

特集介護予防の効果を探る~現状・課題・評価~

介護予防では事業が効果的に実施されたかの評価が必要とされる。厚生労働省はモデル事業(介護予防実態調査分析支援事業、平成21 ~23 年度)に新たなプログラムを加え、より効果的な事業のあり方を模索している。また、事業の具体的な評価手順を記述したマニュアルも作成されている事業の効果を検証する意義について解説するとともに、「手ごたえ」を感じている自治体の声を報告し、取り組みに迷う自治体にヒントを提供する。

  • 介護予防の現状と課題
    鈴木隆雄(国立長寿医療研究センター研究所)
  • 介護予防の効果の検証はなぜ必要か
    辻 一郎ほか(東北大学大学院医学系研究科)
  • 【事例】 温水プールを利用した健康運動教室で腰痛・膝痛が改善
    『健康の駅よこて』の介護予防から見えてきたこと
    小國 晶 (秋田県横手市福祉環境部)
  • 【事例】 介護予防の結果は本人、地域、関係者の力の結晶
    にしあいづ地域包括支援センターの継続的評価分析支援事業
    田崎美記子 (西会津町健康福祉課)
  • 【事例】 参加者大満足! 開催日が待ち遠しい「元気アップスクール」
    草津町地域包括支援センターの複合型(B-2)プログラム
    干川なつみ (草津町健康推進課)
  • 【事例】 「説得力」と「普及効果」は参加者確保の大奮闘から
    少ない参加者を十分に把握した練馬区の大きな成果
    大森由美子ほか(練馬区健康福祉事業本部福祉部)
  • 【事例】 複合プログラムで高齢者の生活意欲を引き出すことに成功
    志摩市地域包括支援センターの介護予防の「相乗効果」
    永井裕子 (志摩市健康福祉部)
  • 【事例】 効果の手ごたえが人から人へ伝わって
    多久市地域包括支援センターの事業参加率向上のヒケツ
    堀田美香 (多久市地域包括支援センター)

FACE 2010

山本昌江さん (所沢市保健福祉部保健センター成人保健課)
文:編集部 写真:カミヤス セイ

ひよこ保健師 season4

芝 美穂さん(岐阜県飛騨市市民福祉部健康課健康推進係)
文・写真:西内義雄

OPINION! 保健師さんへ

湯浅 誠さん (内閣府本府参与/NPO 法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長)
保健師さん、パーソナル・サポート、お願いします!
聞き手:編集部 写真:カミヤス セイ

行政のうごき

  • メンタルヘルス不調の把握および把握後の対応等につき議論
    「職場におけるメンタルヘルス対策検討会」が初会合
  • 「自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム」が取りまとめ

情報BOX

本のレストラン
月間レーダー
infomation
8月の行事
ナンバーわんちゃんの数字クイズ
月間レーダー special edition?!
ナンバーわんちゃんの数字クイズ答え
《NEWS》糖尿病の新しい診断基準

連載

住まいに潜むアレルゲンと化学物質

第3回 ダニ退治!
中臣昌広

いまどき子育てアドバイス

第154回 いろんな子どものいろんな育ち(18)
中川信子

ページトップへ