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2011年2月号
対人支援の「場数を踏む」のが困難になりつつある現状において、効率的・効果的に対人援助技術を向上させるためのノウハウについてまとめる。
特集対人援助技術を磨く
「保健師の対人援助力が弱くなった」と危ぶむ声がある。個人支援は集団・地域を対象とした活動の基盤ともなり、その力の衰えはそのまま保健師の力量低下につながる。かつての保健師は豊富な経験により対人援助技術を培ってきたが、昨今は業務量増大による訪問数の減少など、若い保健師たちを中心に対人援助技術向上の機会が失われつつある。こうした状況下においては、「場数をこなす」体制づくりとともに一つの経験から深く学ぶ術を身につけることが求められる。
今月の特集では、総論としてクライアント.支援者という相互作用の構図における、支援者の立ち位置と視点の置き方について整理するとともに、現場および保健師教育の立場から、対人援助技術習得の実践についてまとめた。
- いま、なぜ対人援助技術なのか
奥川幸子(対人援助職トレーナー) - 対人援助職として「使える保健師」になるために
星野眞由美(小平市健康福祉部) - 保健師教育の立場から
矢庭さゆり(新見公立短期大学)
フロントランナー
伊原哲子さん(高岡市福祉保健部健康増進課課長補佐)
文:編集部 写真:カミヤス セイ
ひよこ保健師 season4
坂本麻衣子さん(宮崎県川南町健康福祉課)
文・写真:西内義雄
OPINION! 保健師さんへ
小林一弘さん(元全国特殊学校長会会長、元全国盲学校長会会長)
”見えにくさ”について、たくさんの人に知ってほしい。
聞き手:編集部 写真:カミヤス セイ
行政のうごき
平成21年 国民健康・栄養調査の概要
情報BOX
本のレストラン
ナンバーわんちゃんの数字クイズ
3月の行事
月間レーダー
infomation
ナンバーわんちゃんの数字クイズ答え
月間レーダー special edition?!
3月に開催される大会・その他
連載
短期連載 発達障害児支援のためのペアレントトレーニング
第2回 ペアレントトレーニングの実際
辻井正次、中島俊思
保健師のための閑話ケア
第2回 保健師の専門性
藤本裕明
住まいに潜むアレルゲンと化学物質
第10回 地下室と結露・カビ
中臣昌広
いまどき子育てアドバイス
第161回 障害のある子どもと保護者のあゆみを支えるために
中川信子