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2011年4月号
増え続ける児童虐待を防止するために必要なことは何か。初期対応を中心として、児童相談所、保健所、市町村の保健師が、連携のあり方などを議論する。
座談会地域ネットワークで児童虐待を防ぐ
平成16年度の児童福祉法の改正により、市町村には虐待防止の中核機関として要保護児童対策地域協議会が設置され、関係機関が情報を共有する仕組みがつくられた。しかし通報遅れなどの事態は依然として発生し、児童虐待数も増え続けている。保健部門と福祉部門のアセスメントの違い、実務者会議の目的の明確化など、仕組みがうまく機能するには解決すべき課題がいくつもあるようだ。
今月号では、児童相談所、県型保健所、市町村の母子部門、市町村の福祉部門からそれぞれご出席いただき、初期対応を中心として地域のネットワークで児童虐待を防止するための方策について話し合っていただいた。
【出席者】
川崎千恵さん(厚生労働省雇用均等・児童家庭局)=司会
吉田和子さん(焼津市)
梶原眞由美さん(富士河口湖町)
高橋千枝さん(岡山県備中保健所)
榊原 文さん(島根県中央児童相談所)
フロントランナー
滝上範子さん(西予市野村総合支所保健福祉課課長)
文:編集部 写真:カミヤス セイ
ひよこ保健師 season5
古屋美穂さん(横須賀市こども育成部こども健康課)
文・写真:西内義雄
TOPICS
「答えは一つ」の誤解回避に向けて
柳澤秀明(本庄保健所)
ピープル
澁谷智子さん(日本学術振興会特別研究員)
ものごとをシンプルに見せる「ろう文化」に美しさを感じます。
文:編集部 写真:カミヤス セイ
行政のうごき
平成21年度地域保健・健康増進事業報告の概況
情報BOX
BOOK
月間レーダー
ナンバーわんちゃんの数字クイズ
5月の行事
infomation
ナンバーわんちゃんの数字クイズ答え
月間レーダー special edition?!
5月に開催される大会・5月に開催される学会
連載
保健師のための閑話ケア
第4回 病歴のとり方
藤本裕明
住まいに潜むアレルゲンと化学物質
第12回 高断熱住宅と換気
中臣昌広
いまどき子育てアドバイス
第163回 障害のある子どもに気をとられているうちに不安定になったきょうだい
中川信子