2011年6月号

都市部を中心に増えている緊急事案。対処するための初期アセスメント、組織的なバックアップ、外部機関との連携について語る。

画像

20116月号

定価:本体 942円(税込)
第42巻6号
発行日:2011年6月1日
A5版 112ページ

座談会緊急事案にどう対処するか

都市部を中心に増えているといわれる緊急事案。電話から得られる限られた情報で初動の方法を決めるなど、難しい判断を迫られることが多く、経験の少ない保健師にとっては非常にストレスフルな事例となりやすい。対処法を間違えると身の危険にさらされたり、心に傷を負ってしまったりするため、組織的なバックアップも欠かせない。緊急事案にうまく対処する方策について、初期アセスメント、組織的なバックアップ、外部機関との連携などのポイントで話し合っていただいた。

【出席者】
大木幸子さん(杏林大学)=司会
新村順子さん(東京都医学総合研究所)
神楽岡 澄さん(西新宿保健センター)
本田浩子さん (町田市保健所)

FOCUS

被災地の心のケアで求められること
~二次被害を生み出さないために、保健師自身を支えるために~
《Interview》菅原 誠先生(東京都中部総合精神保健福祉センター 精神科医師)
聞き手:編集部

東日本大震災支援レポート1

先遣隊の役割と放射線問題への対応
~福島県相馬市での支援活動から~
《Interview》武末文男先生(奈良県医療政策部 医師)、川口洋子さん (奈良県医療政策部 保健師)
聞き手:西内義雄

東日本大震災支援レポート2

陸前高田市の今【第二報】
~東日本大震災が警鐘する地域保健活動のこれから~
佐々木亮平(日本赤十字秋田看護大学)

フロントランナー

向山和枝さん(神栖市健康福祉部 長寿介護課課長)
文:編集部 写真:カミヤス セイ

ひよこ保健師 season5

三宅希実さん(大分県東国東郡姫島村健康推進課)
文・写真:西内義雄

ピープル

林 恵子さん(NPO 法人ブリッジフォースマイル代表)
子どもたちの「笑顔の架け橋」を作りたい 企業と地域と施設をつなぐ
文:編集部 写真:カミヤス セイ

行政のうごき

第1回「保険者による健診・保健指導等に関する検討会」開催
~特定健診・特定保健指導の見直し始まる~

情報BOX

Book
月間レーダー
ナンバーわんちゃんの数字クイズ
infomation
ナンバーわんちゃんの数字クイズ答え
月間レーダー special edition?!
7月に開催される大会・7月に開催される学会

連載

保健師のための閑話ケア

第6回 災害援助者へのメッセージ
藤本裕明

住まいに潜むアレルゲンと化学物質

第14回 からだをむしばむ家
中臣昌広

いまどき子育てアドバイス

第165回 ダウン症のハルキくんと親御さんのあゆみ
中川信子

ページトップへ