地域保健WEB

2012年4月号

東京電力福島第一原子力発電所の事故で被害を受けた南相馬市。保健師の活動の現状は？　必要な支援は？　市と県のスタッフが発災から今日までを語る。

2012年4月号

東京電力福島第一原子力発電所の事故で原発周辺の自治体は大きな被害を受けた。役場機能の移転、医療・福祉施設の減少に加え、放射線による健康不安が続き、多くの課題を抱えながらの生活を余儀なくされている。

今月の座談会は南相馬市を会場にして、市の保健師と栄養士、福島県相双保健福祉事務所の保健師にお集まりいただき、発災から今日までの出来事と、今ある課題について語っていただいた。司会は原発周辺の市町村で保健師にガラスバッジを配布する活動を展開している「住民とともに活動する保健師の会」の渡會睦子さん。

【出席者】
渡會睦子さん（東京医療保健大学）＝司会
草野文子さん（福島県相双保健福祉事務所）
三瓶弘子さん（同）
大石万里子さん（南相馬市役所）
鴫原ひとみさん（同）
岡崎千晴さん（同）

宮本順子さん（霧島市保健福祉部部長）
文:編集部　写真:カミヤスセイ

塚原真紀さん（尼崎市健康福祉局保健センター）
文・写真：西内義雄

米山けい子さん（NPO法人フードバンク山梨理事長）
食のセーフティネットを守る
フードバンクがある社会へ
聞き手：編集部　写真:カミヤスセイ

若手が発信する保健師の力
～熊本県看護協会研修会から～
取材：西内義雄（医療・保健ジャーナリスト）

現場で大切な保健師の能力とカオス理論の関係
～「1 を聞いて10 を知る」～
柳澤秀明（坂戸保健所）

平成22年度特定健康診査・特定保健指導の実施状況（速報値）について

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5月の行事、5月に開催される学会、大会

第1回　部屋の中にミニ草原がある家
美里春央

第16回　面接の技術　話の仕方・引き出し方
藤本裕明

第1回　放射能と水道水
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第175回　気がかりのある子にどうかかわる？
「ことばのビル」を立てる暮らし（その３）
中川信子（言語聴覚士）