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2014年6月号
保健師活動指針に盛り込まれたことで再び注目されている地域診断。その基本論をはじめ、自治体の好事例やこれからの展望などを掲載。
特集見える 使える 地域診断
業務分担制の広がりや業務量の増大などにより、保健師の地域を把握する力の低下が懸念されている。地域を把握する方法としては「地域診断」があるが、理解の仕方には幅があり、多忙などを理由に実施していない保健師も少なくない。そうした中、新しい保健師活動指針では「地域診断に基づくPDCAサイクルの実施」を保健師の保健活動の基本的な方向性として掲げた。特集では、地域診断の基本論をはじめ、実践している自治体の好事例、これからの展望などを掲載する。
- 概論 今なぜ地域診断か?
島田美喜(地域医療振興財団ヘルスプロモーション研究センター) - 事例1 負担を増やさず効率よく情報収集 《新潟県南魚沼市》
取材:太田美由紀 - 事例2 5町村が合併し誕生した町の健康課題を分析 《愛媛県愛南町》
取材:高田英弦 - 事例3 新人の疑問から始まった地域診断 《大分県日出町》
取材:白井美樹 - 展望 地域診断再考
岩室紳也(ヘルスプロモーション推進センター)
フロントランナー
武田恭子さん(国富町 保健介護課 介護係副主幹)
文:白井美樹 写真:カミヤス セイ
FOCUS
アルコール健康障害対策基本法と保健師への期待
米山奈奈子(秋田大学大学院医学系研究科)
REPORT1
「市町村保健活動のあり方に関する検討フォーラム」開催
取材:編集部
REPORT2
日本保健師連絡協議会 平成25年度活動報告・集会
取材:編集部
ニュース
「地域包括支援センター及び市区町村主管部門における保健師活動実態調査」の結果を公表
日本看護協会
ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
岸本 悠さん(美浜町 健康づくり課)
文:白井美樹 写真:C.kent
ピープル
川口加奈さん(特定非営利活動法人Homedoor 理事長)
ホームレス状態を生み出さない社会の扉を開きたい
困窮者の就労・生活支援は地域の活性化にもつながる
文:高田英弦 写真:カミヤス セイ
情報BOX
訪問に役立つ“安心・安全”の豆知識
BOOK
月間レーダー
information
月間レーダー special edition?!
連載
隔月連載 東日本大震災で求められている公衆衛生活動とは
第2回 被災地にこそ必要な「人財育成」という視点
佐々木亮平、岩室紳也
保健師のための閑話ケア
第42回 お江戸の時の魅力
藤本裕明
中臣さんの 環境衛生ウオッチング
第27回 おしぼりの衛生
中臣昌広
いまどき子育てアドバイス
第201回 赤ちゃんとの関わり方、遊び方(1)
関連する本のご紹介
中川信子