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2015年2月号
人が健やかで幸せな人生を歩んでいくためには乳幼児期の愛着形成が重要。愛着形成に関する専門家の原稿と地域の好事例を掲載。
特集愛着を結ぶ、深める
人が健やかで幸せな人生を歩んでいくためには、乳幼児期に親子の絆-愛着(アタッチメント)がしっかりと結ばれていることが大切だ。愛着がうまく形成されないと、脳の発達に大きな影響を及ぼし、大人になってから安定した人間関係を築くことが難しくなる。さらに虐待などを受けた場合は、愛着障害に陥る可能性もある。
乳幼児健診や家庭訪問の際に愛着という視点を持つことは、地域の人々の一生の健康を考える上でも、重要なことである。
- 愛着(アタッチメント)の大切さ
岡田尊司(岡田クリニック) - 愛着障害と発達障害の違い
青木 豊(目白大学) - こころの傷が脳に与える影響
友田明美(福井大学子どものこころの発達センター) - 「愛着上の課題」を抱えた子どもたちの修復のための支援
藤岡孝志(日本社会事業大学) - HFAプログラムを参考にした知多市の取り組み
取材協力:野沢智子さん(知多市子育て総合支援センター) 取材:白井美樹 - 脳の発達を促す「親子の愛着の絆」
~多職種連携による「池田町子育て支援ネットワーク」~
取材協力:内山清恵さん(池田町社会福祉協議会)、高橋陽子さん(同) 取材:編集部
フロントランナー
松本珠実さん(大阪市保健所 感染症対策課 保健副主幹)
文:白井美樹 写真:カミヤス セイ
REPORT1
「ネウボラ・フォーラム」開催
取材:太田美由紀
REPORT2
「第73回日本公衆衛生学会」開催
取材:編集部
ニュース
保健師に係る研修のあり方等に関する検討会 中間とりまとめを公表
ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
倉増比菜子さん(大鹿村役場 保健福祉課)
文:編集部 写真:C.Kemt
ピープル
阪井ひとみさん(阪井土地開発株式会社代表取締役)
誰だって「自分の家」に住み、人間らしく生きる権利がある
文:白井美樹 写真:カミヤス セイ
情報BOX
訪問に役立つ“安心・安全”の豆知識
BOOK
月間レーダー
information
月間レーダー special edition?!
連載
隔月連載 東日本大震災で求められている公衆衛生活動とは
第6回 少しずつ見えてきたポピュレーションアプローチの成果
佐々木亮平、岩室紳也
保健師のための閑話ケア
第50回 講演旅行記⑭
藤本裕明
中臣さんの 環境衛生ウオッチング
第35回 腐る水、腐らない水
中臣昌広
いまどき子育てアドバイス
第209回 赤ちゃんとの関わり方、遊び方(9)
中川信子