胎児性アルコールスペクトラム障害の予防と対策に関する国際フォーラム(9/15)
妊娠中の母親が飲酒すると、アルコールの影響で胎児に様々な障害が生じることがあります。特徴的な症状として、顔面を中心とする奇形、体の発育障害、知能障害などが有名です。この障害は軽微なものから重症に至るまで様々で、これらを合わせて胎児性アルコールスぺクトラム障害(FASD)と呼んでいます。米国などでは、先天性の知能障害の原因として、ダウン症候群に次いで多いとされています。しかし、わが国ではその実態すらわかっていません。
本フォーラムは、この問題を多くの方に理解いただくために企画されました。第1部では第一線で活躍する海外専門家によるFASDに関する教育講演を予定しており、午後の第2部では、わが国で先駆的にFASDに取り組まれた方々の体験などから構成されたシンポジウムを予定しています。
◆日時:2018年9月15日 (土) 9:30 – 17:00
◆会場:星陵会館 1階、星陵会館ホール
〒100-0014 東京都千代田区 永田町2丁目16-2
◆アクセス
●東京メトロ有楽町線・半蔵門線・南北線 永田町駅 6番出口より徒歩3分
●東京メトロ千代田線 国会議事堂前駅 5番出口より徒歩5分
●東京メトロ南北線 溜池山王駅 5番出口より徒歩5分
●東京メトロ銀座線・丸の内線 赤坂見附駅 11番出口より徒歩7分
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はお控えください。
◆プログラム
第1部 教育講演:
講演1: 胎児性アルコールスペクトラム障害とは何か
ケネス ウォーレン博士 (米国立アルコール乱用・アルコール症研究所、米国)
教育講演2
講演2: 胎児性アルコールスペクトラム障害はどのような症状を示すのか
エドワード ライリー教授 (サンディエゴ州立大学、米国)
教育講演3
講演3:胎児性スペクトラム障害をどのように予防するか
演者:マーガレット ムレイ博士 (米国立アルコール乱用・アルコール症研究所、米国)
教育講演4
講演4:胎児性アルコールスペクトラム障害はどのくらいいるのか。 カナダからの報告
スベトラーナ パポバ教授 (依存・精神保健センター、カナダ)
教育講演5
講演5:胎児性アルコールスペクトラム障害児の支援から学んだこと
デボラ エベンセン先生 (胎児性アルコール相談・研修センター、米国)
第2部 シンポジウム
わが国の胎児性アルコールスペクトラム障害の現状と課題
<演者と演題>
1) わが国におけるアルコール関連問題対策
TBA (厚生労働省精神・障害保健課)
2) わが国における女性の飲酒について
金城 文 先生 (鳥取大学医学部)
3) 私が出会ったFASDの子供たち
長沼 豊 様
4) 婦人保護施設で支援したFASD児の母親
横田 千代子 様 (婦人保護施設いずみ寮)
5) アルコール暴露と注意欠如多動性障害
井上 祐紀 先生 (横浜市南部地域療育センター)
◆主催:独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター、依存症対策全国センター
◆共催:特定非営利活動法人アスク(アルコール薬物問題全国市民協会)
◆参加費:無料(事前登録が必要です)
◆お申し込み:以下のサイトからお申し込みください。
https://peraichi.com/landing_pages/view/fasd0915
◆お問い合わせ
株式会社コングレ内
〒102-8481 東京都千代田区麹町5-1 弘済会館ビル
TEL: 03-5216-5318/FAX: 03-5216-5552
Email: isbra2018@congre.co.jp
受付時間:平日10:30-17:00
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