「社会的孤立が生んだ8050問題」 ~地域社会から家族の孤立を防ぐために~(2019/3/10、3/17、3/21)
なぜ家族はSOSを出せなくなったのか。家族全体をどう支援したらいいか。
「ひきこもり」の長期化高年齢化が進んでいます。
介護、健康、経済困窮など問題が複合化し、日常生活が追い詰められるまで表面化しない社会的孤立。収入のない50代の子と80代の親の世帯が、親子共倒れになる8050問題も深刻です。その背景には、助けを求められないまま、あるいは求めたにもかかわらず、孤立せざるを得ない家族の姿があります。世間から社会から、自らを隠しながら心労を抱え疲弊していく・・・家族丸ごとの孤立の姿です。
KHJ全国ひきこもり家族会連合会は、全国組織(40都道府県 55地域)を持つ唯一の当事者家族会として、誰もが孤立しない社会の実現のために、有識者とともに2004年から実態調査を続けてまいりました。ひきこもる本人自らが社会と接触が持てない状況において、まず何とかしようと動き出すのは「家族」です。家族の誰かが、どこかにつながる家族支援が、結果として本人支援にもつながっています。しかし支援を求めても、途絶せざるを得ず、再び孤立を深め長期化してしまう事例も少なくありません。
家族全体の孤立を防ぐため、私たちにできることは何なのか。本年度の実態調査報告から、現場の実践者、有識者の方々と共に、今後の支援のあり方と課題を考えます。
■ 日程・開催地・会場・定員
◎2019年3月10日(日)富山県
総合福祉会館サンシップとやま 福祉ホール(定員250名)
富山県富山市安住町5-21
◎2019年3月17日(日)福岡県
クローバープラザ クローバーホール(定員250名)
福岡県春日市原町3丁目1-7
◎2019年3月21日(木・祝)東京都
日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール(定員180名)
東京都千代田区日比谷公園1-4
■ 日時
各会場とも 12時~16時(11時30分 受付開始)
■ 内容
1)基調報告(3つの調査報告)
(1)ひきこもり地域支援体制と官民連携の状況調査
境泉洋氏(宮崎大学 准教授)
(2)保健所における家族支援、家族相談に関する調査
斎藤まさ子氏(新潟青陵大学看護学研究科教授)
徳丸 享氏(立正大学心理学部准教授)
(3)地域包括支援センターにおける「8050」事例への対応に関する調査
川北稔氏(愛知教育大学 准教授)
2)シンポジウム
◎テーマ:「社会的孤立が生んだ8050問題」 ~地域社会から家族の孤立を防ぐために~
◎コーディネーター:池上正樹氏(フリージャーナリスト)(地区別)
◎シンポジスト(50音順)
・3/10富山
國信 綾希氏(厚生労働省 社会・援護局地域福祉課 主査)
斎藤 まさ子氏(新潟青陵大学大学院 看護学研究科 教授)
高和 洋子氏 高和正純氏(KHJはぁとぴあ家族会)
山岡 和夫氏(ひきこもり家族自助会とやま大地の会)
・3/17福岡
小野 博史(厚生労働省 社会・援護局地域福祉課 課長補佐)
勝部 麗子(豊中市社会福祉協議会 福祉推進室長コミュニティソーシャルワーカー統括)
竹中 哲夫(日本福祉大学心理臨床相談室 研修指導員)
吉村 文恵(福岡「楠の会」)
・3/21東京
朝比奈ミカ氏(市川市生活サポートセンターそら 主任相談支援員)
市川乙允氏(NPO法人楽の会リーラ 事務局長)
梅本 政隆氏(厚生労働省 社会・援護局地域福祉課 主査)
大光テイ子氏(NPO法人 エンパワメント輝き 理事長兼保健師)
■ 主催
特定非営利活動法人 KHJ全国ひきこもり家族会連合会
■ 共催
NPO法人 楽の会リーラ、KHJはぁとぴあ家族会、とやま大地の会、福岡楠の会
■ 後援(3/10開催分)
富山県、富山市、高岡市、魚津市、氷見市、滑川市、黒部市、砺波市、小矢部市、南砺市、射水市
■ 参加費
無料
■ 申し込み方法
できるだけ以下の申し込みフォームをご利用ください。
申し込みフォーム
<FAXのお申し込みの場合>
下記の必要事項を、専用FAX番号 03-6735-8896 へご連絡ください。
(1)参加日程と場所(3/10富山、3/17福岡、3/21東京)(2)お名前とフリガナ (3)お立場(行政、支援者(民間)、家族、本人、一般)(4)電話番号かFAX番号かメールアドレス (5)お住まいの都道府県 (6)参加人数 (7)ご所属(※任意)(8)その他希望など(※任意)
■ お問い合わせ先
特定非営利活動法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会(本部事務局)
〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-16-12-301
TEL:03-5944-5250 FAX:03-5944-5290
info@khj-h.com
https://www.khj-h.com/
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