第34回 日本保健福祉学会学術集会(2021/10/2)
AI(Artificial Intelligence;人工知能)という言葉が初めて使われたのは、今から65年も前のことです。John McCarthy 教授を筆頭とする4人の発起人が提案書を提出し、1956年の夏にダートマス大学で ” The Dartmouth Summer Research Project on Artificial Intelligence “ というワークショップを開催しました。10人の人工知能研究者が約1か月にわたる討論を展開したことが記されています。それからAIはどんどん進展し、第2次AIブームとよばれた1980年代には医療診断に用いられるまでになりました。その後のコンピュータ性能の向上もあいまって、現在はAI技術の一つであるディープラーニングが保健、医療、福祉の可能性を広げようとしています。AI、ICTをはじめとするテクノロジーの進展は目を見張るものがあります。AIが人の知性を超えるという話題がインターネット上を賑わしたのも過去のできこととなりました。議論の観点も日々多様化しています。
本学術集会は「AI時代の」と冠したテーマを銘打ちましたが、AIに限らないテクノロジーが広げる人の可能性、保健、医療、福祉の未来を、参加者のみなさんとともに考える1日になることを期待しています。時局に鑑み、対面での開催は断念しましたが、オンラインだからこそ広がるものもあろうと思います。多くのみなさんのご参加をお待ちしています。
■ 開催日時
2021年10月2日(土)10時~17時30分
■ 開場
淑徳大学(オンラインライブ開催)
■ テーマ
AI時代の保健・医療・福祉
■ 大会長
渡邉多恵子(淑徳大学大学院看護学研究科長,教授)
■ 参加費
無料
■ プログラム
9:40-10:00 Welcome Ceremony
歓迎のごあいさつ(しゅくとくま&チーバくん)
歓迎の和太鼓(日向十五夜太鼓のみなさん)*千葉と宮崎をつないで友情出演!
10:00-10:15 開会式
日本保健福祉学会 会長あいさつ ( 安梅勅江 筑波大学 教授 )
開催校あいさつ (茂野香おる 淑徳大学看護栄養学部 学部長・教授)
第34回学術集会 大会長あいさつ ( 渡邉多恵子 淑徳大学 教授 )
10:15-10:55 招請講演
テーマ:Diversity and Artificial Intelligence
演 者:Amarsanaa Gan-Yadam
Philanthropy Center for Children and the Elderly, Director
座 長:渡辺 裕一 (武蔵野大学 教授)
11:00-12:00 特別講演
テーマ:人の可能性を広げる分身ロボット(仮)
演 者:吉藤 オリィ(株式会社オリィ研究所 代表)
座 長:原田 直樹 (福岡県立大学 准教授)
12:10-12:45 理事会
12:45-13:00 ランチタイムミニコンサート
松井亮太
あかり(内閣府いのち支えるプロジェクトキャンペーンソング)など
13:00-13:25 総会
13:30-14:50 分科会(一般演題)
採択演題一覧
15:00-15:30 基調講演
テーマ:認知機能を保つ暮らしを助けるAIロボット
演 者:大武美保子(国立研究開発法人理化学研究所 革新知能統合研究センター)
座 長:篠原 亮次(山梨大学大学院 教授)
15:30-17:00 シンポジウム
「テーマ:テクノロジーで広がる保健・医療・福祉のみらい」
シンポジスト:
武智 峰樹(株式会社カルディオインテリジェンス 取締役 CDO)
道喜将太郎(筑波大学医学医療系 産業精神医学・宇宙医学 助教)
伊藤 史人(島根大学総合理工学研究科 機械・電気電子工学領域 助教)
三好 史子(分身ロボットOriHimeパイロット)
座 長:有村大士(日本社会事業大学 准教授)
17:00-17:30 閉会式
優秀論文賞の表彰
優秀発表賞の表彰
2022年度 大会長あいさつ (栗田修司 龍谷大学 教授)
■ 申し込み方法
以下のアドレスからお申し込みください
https://forms.gle/ZvHVTHGTC4iNu7Zj8
■ お問い合わせ
大会事務局
淑徳大学大学院看護学研究科 / 淑徳大学看護栄養学部
〒260-8703 千葉県千葉市中央区仁戸名町673 淑徳大学千葉第二キャンパス
Email:hw34conference”at”gmail.com
”at”を@に書き換えて送信してください。
事務局担当: 石塚真美、谷口由紀子
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