イベント情報

第10回 新潟県中越大震災シンポジウム~分散備蓄と職能ボランティア~(2024/2/17)

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)は、ワクチン接種のおかげでようやくインフルエンザ並みの感染症扱いとなりました。しかし地球温暖化によると考えられる極端気候現象が世界中で発生し、国連事務総長は「地球沸騰の時代」とまで言っています。地球全体の気温上昇はある閾値を超えると元に戻らない可能性があり、一刻も早く対応が必要です。既に極端気候による自然災害は後を絶たず、今後もこれまでに予想もつかなかった災害が日本全国で起きる可能性があります。
今後は、予測のできない大災害が全国で同時多発する可能性があり、これに対応するためには我々が提唱している①支援物資を分散備蓄する、②災害職能支援ボランティアと派遣システムを地域単位で育成する、③避難所環境・運営を標準化するなどが必要です。
本シンポジウムではこれらをどうやって準備していくかを議論し、一刻も早く実現できるようにしたいと考えています。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

■ 開催日時
2024年2月17日(土)9:00~17:00

■ 開催方式
WEB開催(Zoom)

■ 大会長
榛沢和彦氏
エコノミークラス症候群予防・検診支援会 会長
新潟大学医歯学総合研究科先進血管病・塞栓症治療・予防講座 特任教授

■ テーマ
分散備蓄と職能ボランティア

■内容

・9時
開会挨拶

・9時から9時40分
オールハザード対策および能登半島地震での災害対応の課題(英語)
元FEMAのボスナーさんから

・9時40分から10時10分
「能登半島地震2024のエコノミークラス症候群について」
榛沢和彦氏

・10時10分から10時40分
「日本のボランティアの協働体制について(仮)」
兵庫県立大学大学院 減災復興政策研究科  坂本真由美 氏

・10時40分から12時10分
「能登半島地震2024から日本の災害対策を再考する」
座長:国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻災害医療分野、
災害保健医療研究センター副センター長   石井美恵子 氏
福重隆浩衆議院議員、泉田裕彦衆議院議員、水野素子参議院議員、山崎誠衆議院議員、
大島九州男参議院議員、岩田和親議員(交渉中)、松本尚衆議院議員(交渉中)、

・12時10分から12時30分
2023年中越大震災エコノミークラス症候群予防検診結果について
榛沢和彦

・12時30分から13時30分
座談会  災害時の市民保護理念について(案)
イタリアの市民保護理念とは:新潟大学医歯学総合研究科 榛沢和彦
米国の市民保護理念とは(仮):聖徳大学社会学 北川慶子 氏
日本の市民保護理念とは(仮):東京大学法学部 金井利之 氏

◎シンポジウム「帰宅困難者問題と富士山噴火」

・13時30分から14時15分
「首都圏が火山灰で覆われたらどうなるか(仮)」
山梨県富士山科学研究所 久保智弘 氏

・14時15分から15時
「帰宅困難者問題の本質と対策」
東京大学大学院 都市情報・安全システム研究室 廣井悠 氏

・15時から15時30分
「帰宅困難者のトイレ問題について」
トイレ研究所 加藤篤 氏

・15 時30分から16時15分
「街と道ができる条件:イタリアのシミュレーションから」
滋賀大学データサイエンス学部 青木高明 氏

・16時15分から16時45分
イタリアの災害対策からみた能登半島地震支援の課題
元イタリア市民保護庁 マリレーナさん(イタリア語)逐次文字通訳

・16時50分終了の挨拶

17時 終了


■ 参加費
一般、学生:3,000円

学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」にて活動への支援を募集中
クラウドファンディングサイトからもシンポジウム参加権付の支援コース(5500円~)があります。

■ 申し込み方法
エコノミークラス症候群予防・検診支援会 震災・災害シンポジウム公式サイトからお申し込みください。
https://disaster-niigata.jp/registration/

■ 問い合わせ先
運営事務局:エコノミークラス症候群予防・検診支援会
新潟大学先進血管病・塞栓症治療・予防講座 榛沢和彦

〒951-8511 新潟市旭町通1番町757
TEL&FAX:025-368-9108
E-mail:vasc-niigata@med.niigata-u.ac.jp

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