• 2025年1月号WEB版
  • 2025年1月、2月の活動内容をまとめ地域保健2025年1月号WEB版としてこのページにまとめています。記事やイベントの詳細はそれぞれのリンクをご利用ください。

    <表紙のことば>
    『Yodaka Star(よだかの星)』
    よだかは諦めない。憧れの星に向かって魂で飛んだ。願いという翼は、いつも自由なんだ。
    (絵・山下重人 https://shigeart.net/)

    画像

    20251月号

    定価:0円(税込)
    休刊中
    発行日:2025年1月1日~随時更新
    印刷発行なし

    オンライン勉強会いまあらためてウォーキング「奇跡の中之条研究」に学ぶ 速歩健康法

    保健師さんならご存じの方も多いと思いますが、群馬県中之条町の65歳以上の住民5,000人に身体活動計を身につけてもらい、24時間365日の身体活動のデータを収集・分析した「中之条研究」。この研究によって、どの程度の強度の運動を、どのくらいの時間行えば、どんな病気が防げるのか導き出すことができました。地域保健ネットサロン会員の方を対象に、この研究の第一人者である青栁幸利さんを講師にお迎えし、2025年1月28日19時からオンライン勉強会を開催します。

    2025年最初のオンライン勉強会はJA共済総合研究所との共催です。
    皆さまのご参加をお待ちしています!

    映画上映会『じょっぱり 看護の人 花田ミキ』第1回上映会 2025/1/12(日)15時~せんだいメディアテーク

    地域保健編集部では、保健師映画応援プロジェクトおよび保健師の認知度を向上を目指す活動のひとつとして、2024年夏に公開された映画『じょっぱり 看護の人 花田ミキ』の上映会を企画しました。

    会場のせんだいメディアテーク 7階スタジオシアターには約100名の方がご来場、ともに映画を鑑賞しました。映画終了後は、同じ建物の1階で開催中のアートイベント『なぜうまれたか知りたい』会場のステージに場所を移し、映画監督・五十嵐匠さんの映画に関するお話を伺いました。

    写真提供:鳴海屋紙商事株式会社

    ピープル(志賀志穂さん)

    [取材・文:白井美樹(ライター)・写真:豊田哲也]

    近日公開予定

    地域保健WEB連載 フランスの親子まるごと支援(奇数月の30日更新)

    主に以下が妊娠4か月から2歳までの「最初の1000日」に関する考え方のポイントである。フランスではもともと妊娠中から積極的なケアがあったため、「最初の1000日」により支援が一層強化される形になった。

    • 妊婦健診や出産は無料。匿名でも利用でき、全ての人が平等に利用できる公的健康(パブリックヘルス)として位置づけ。保険証がないときは産科のソーシャルワーカーなどが保険証をつくる手続きをする。
    • 妊娠届は最初に診察した医療機関からオンラインで保健センターや健康保険に共有される。保健センターは全ての内容をチェックし、ニーズがありそうな妊婦に連絡しサポートを開始する。妊娠中でも心配があれば児童保護分野の対象となる。(2025/11/30公開予定)

    〈著者プロフィール〉1981年鹿児島生まれ。2005年一橋大学社会学部卒、首都圏で生活保護ワーカーとして働いた後2011年渡仏。2018年フランス国立社会科学高等研究院健康社会政策学修士、2019年フランス国立社会科学高等研究院社会学修士。
    フランスの子ども家庭福祉分野の調査をしながら日本へ発信を続けている。全ての子どもたちが幸せな子ども時代を過ごし、チャンスがある社会を目指して活動中。

    地域保健WEB連載 なな先生のことばの発達教室(奇数月の15日更新)

    子どもの発達や発達心理学を学んだことがある人なら、誰でも一度は「事物の永続性」や「対象の永続性」という言葉を聞いたことがあると思います。モノは見えなくなってもちゃんとそこにあり続ける、と分かることをいいます。事物の永続性はおおよそ生後6~11か月前後に成立するとされています。ある時期を境に身の回りのモノが「永続」であると突然分かるようになるのではなく、生まれてからの身体と周囲の環境の相互作用的な経験を繰り返すことで、少しずつ獲得されていきます。
    わが家にもちょうど1歳を過ぎる息子がおり、事物の永続性が成立していく過程を興味深く見守っておりました。(続きは連載ページでお読みください)

    〈著者プロフィール〉
    寺田 奈々(ことばの相談室ことり 言語聴覚士)

    慶應義塾大学文学部卒。養成課程で言語聴覚士免許を取得。総合病院、プライベートのクリニック、専門学校、区立障害者福祉センターなどに勤務。年間100 症例以上のことばの相談・支援に携わる。専門は、ことばの発達全般・吃音・発音指導・学習面のサポート・失語症・大人の発音矯正。著書に『子どもとのコミュニケーションがどんどん増える! 0~4歳 ことばをひきだす親子あそび』(小学館)、『発達障害&グレーゾーン幼児のことばを引き出す遊び53』(誠文堂新光社)。

    地域保健WEB連載  帰ってきた「閑話ケア」……ときどき「講演旅行記」(気が向いたら更新)

    帰ってきた閑話ケア……ときどき講演旅行記 連載第14回(通算第143)蛇の話

    <著者プロフィール>
    藤本裕明(あさか台相談室)

    分類学上は霊長目ヒト科の♂。立場上は一応、心理カウンセラーに属する。自分の所の他、埼玉県川越市の岸病院・さいたま市の小原クリニックなどで40年以上の臨床経験があるが、年数だけで蓄積はおそらく無い。
    「正月(門松)は 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」は、あの一休さんが詠んだ歌とされている。真偽はともかく、歳をとってくると本当に身にしみる歌だ。昔は数え年といって、誕生日じゃなくて正月に1歳トシをとったわけで、冥土っていうのはあの世の事。
    まだ、冥土は見えないけど、確実に近づいているんだよなぁ…。はぁ…。

    情報BOX【本】

    『精神病院・認知症の闇に九人のジャーナリストが迫る』
    編著者:大熊由紀子

    A5判/160頁/1,760円(税込)/ぶどう社

    1部では、6人のジャーナリストそれぞれが取材してきた精神科病院・認知症の闇について、入院患者の人権や病院の闇の構造に深く切り込む。2部では、40年間入院し、現在地域で生活をする当事者の伊藤時男さんを交えた鼎談、精神病院から地域移行への実態、課題を伝えます。

    ネットサロン会員向けツール フランス・パリの「暴力定規」日本語版をPDF公開

    このたび地域保健では、パリ在住のフランス家庭福祉研究者・安發明子さんにご協力いただき、パリ市がこども・若者向けに配っている「暴力定規」の日本語版を作りました。制作にあたり、地域保健ネットサロン会員の皆さまにもデザインや名称、使い方などについてご意見をお寄せいただくなどご協力いただきました。暴力定規について詳しくはお知らせページでご覧ください。

     

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