平成27年度 保健師活動領域調査(活動調査)
8月1日、厚生労働省健康局は「平成27年度 保健師活動領域調査(活動調査)」の結果を発表した。
保健師活動領域調査は毎年行われる「領域調査」と3年に1度行われる「活動調査」からなる。平成27年度は両調査が行われた。「領域調査」の結果については、昨年10月に発表されている。
調査は、無作為抽出により選定された都道府県及び市区町村の保健師を対象に、平成27年6月1日~30日、10月1日~31日の2カ月間実施された。
常勤保健師1人あたりの平均活動時間数に占める保健福祉事業(家庭訪問や健康教育などの直接的なサービス提供)の活動時間の割合は都道府県24.3%、保健所設置市・特別区44.9%、市町村(保健所設置市・特別区を除く)47.0%だった。地区管理は、都道府県15.9%、保健所設置市・特別区8.1%、市町村7.3%。コーディネートは、都道府県15.3%、保健所設置市・特別区11.5%、市町村(保健所設置市・特別区を除く)10.6%だった。
保健福祉事業の内訳を見ると、保健所設置市・特別区では保健指導12.3%、家庭訪問9.2%が多く、市町村(保健所設置市・特別区を除く)では健康診査11.7%、家庭訪問8.1%が多かった。
また、非常勤保健師の活動状況を見ると、都道府県では、業務連絡・事務26.5%や保健指導15.6%、保健所設置市・特別区では、保健指導19.5%や業務連絡・事務14.3%、市町村では、健康診査18.2%や家庭訪問15.6%などの活動の割合が多かった。
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