地域の健康づくりを応援するサイト

7月25日、厚生労働省雇用均等・児童家庭局は「児童虐待対応における司法関与及び特別養子縁組制度の利用促進の在り方に関する検討会」の初会合を開いた。

5月27日に成立した「児童福祉法等の一部を改正する法律」では、特別養子縁組制度の利用促進の在り方について検討し必要な措置を講ずること、および要保護児童を適切に保護するための措置に係る手続における、裁判所の関与の在り方について、児童虐待の実態を勘案しつつ検討し必要な措置を講ずることが明記された。

これを受けて同検討会では、要保護児童を適切に保護するための裁判所の関与や、特別養子縁組制度の利用促進などについて検討する。座長は吉田恒雄氏(駿河台大学学長)。

「児童福祉法等の一部を改正する法律」に関連しては、同検討会以外に「新たな社会的養育の在り方に関する検討会」「子ども家庭福祉人材の専門性確保ワーキンググループ」「市区町村の支援業務のあり方に関する検討ワーキンググループ」が並行して開かれている。