平成28年度 地域保健・健康増進事業報告の概況
3月7日、厚生労働省は「平成28年度 地域保健・健康増進事業報告の概況」を取りまとめた。
「地域保健・健康増進事業報告」は、地域住民の健康の保持・増進のため、保健所や市区町村が行う保健施策について把握し、国や地方公共団体が今後実施する施策を効率的・効果的に推進するための基礎資料を得ることを目的に行われている。報告の対象は、全国の保健所と市区町村。
平成 28 年度に妊娠の届出をした者は 100万8985 人。妊娠週(月)数別にみると「満 11 週以内(第 3 月以内)」の届出は 93万4094 人(92.6 %)と最も多く、その割合は平成 15 年度の集計開始以来最も高かった。平成 28 年度末の保健所および市区町村における人口 10 万人あたりの常勤保健師数は、「全国」では 20.0 人で、都道府県別にみると「島根県」が 41.6 人と最も多く、次いで「高知県」37.7人、「山梨県」34.3 人となっている。
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