「地域・職域連携推進ガイドライン」を改訂
9月26日、厚生労働省は改訂版「地域・職域連携推進ガイドライン」を公表した。
ガイドラインの改訂は約12年ぶり。健康課題の複雑化・多様化など、近年の地域・職域を取り巻く環境の変化を踏まえ、今年の3月に「これからの地域・職域連携推進の在り方に関する検討会」を設置し、ガイドラインの改訂に向け5回にわたり議論を重ねてきた。
今回の改訂では、地域・職域連携推進協議会の開催にとどまることなく、地域・職域連携推進のための具体的な取り組み実施につなげるために必要な事項を整理した。在住者、在勤者の違いによらない地域保健と職域保健の連携の促進、事務局機能の強化による都道府県協議会・二次医療圏協議会の効果的な運営方策、PDCAサイクルの柔軟な活用(どこから始めてもよい)による事業展開など、具体的な取り組みのために必要な工夫について記載している。
改訂版ガイドラインとともに、検討会の報告書も公表した。
リンク