「人生100年時代に向けた高年齢労働者の安全と健康に関する有識者会議」が報告書
厚生労働省の「人生100年時代に向けた高年齢労働者の安全と健康に関する有識者会議」(座長=城内博日本大学理工学部特任教授)は、高齢者が安全で健康に働ける職場の実現に向けて取り組むべき事項に関する報告書をとりまとめた。同会議では、令和元年6月に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針2019~『令和』新時代:『Society5.0』への挑戦~」で「サービス業で増加している高齢者の労働災害を防止するための取組を推進する」とされていることなどを踏まえ、働く高齢者の安全と健康に関して幅広く検討を行ってきた。報告書を踏まえ厚生労働省は、今年度中に高年齢労働者の安全と健康の確保に関するガイドラインを策定し、令和2年度からガイドラインに沿って高齢者の安全・健康の確保に取り組む中小企業への助成(競争的補助金)を実施する予定。
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