AIチャットボットで新型コロナウイルスの問い合わせに対応 保健所・ハローワーク向けに無償提供を開始
2020年4月16日、チャットプラス株式会社は、新型コロナウイルス対応のAIチャットボットツールを、保健所とハローワーク向けに開発し、無償提供を開始すると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、全国の保健所には毎日多くの問い合わせが寄せられている。問い合わせの電話がつながりにくいという住民からの声もある一方、対応に従事する職員についても、疲弊や、感染による出勤停止となる可能性などが心配されているところだ。
AIチャットボットツールを提供するチャットプラス株式会社は「新型コロナウィルスの感染拡大に社会全体で協力を行い、速やかで安全な対応ができるよう、AIチャットボット分野からの支援を行っていきたい」として、新型コロナウィルスに関する質問と回答について保健所やハローワーク向けに開発済みのAIチャットボットを無償提供すると発表した。
同社ではこのAIチャットボットを用いることで、保健所やハローワークに寄せられる問い合わせのうち、電話件数を30%以上、対応窓口の負荷を70%以上削減することができると見込んでいる。
無償提供されるAIチャットボットは保健所とハローワーク向けの2種類。
内容・機能については、同社が一般向けに提供しているサービスプランのうち、ChatPlusプレミアムプラン(月額30,000円/月払いのケース)を利用できる。また、設定方法が分からない場合には、チャットやウェブ会議により設定方法を無償サポートする。
無償提供の期間は、2020年4月16日から7月31日までとしているが、新型コロナウイルスの感染拡大の状況によっては延長する可能性もあるとのこと。
申し込み方法やより詳しい情報については、チャットプラス株式会社公式サイトを参照の上、メールで問い合わせてほしい。
(support@chatplus.jp)
チャットプラス株式会社
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