【地域保健WEB連載】「なな先生のことばの発達教室」第7回を掲載しました
◉「なな先生のことばの発達教室」奇数月の15日に更新です!
第7回「保護者に伝えるべきは客観的データ or 経験談?―発達相談支援の現場から」
ぜひ最後までお読みください。
「うちの子もこんなことがあったよ」「別の子に似たようなことがあったよ」経験談の交換は、市井の生活者としての我々にとっては、ごくごく当たり前で、ありふれたことかと思います。どんな保育園・幼稚園に通っている、習いごとはどんなふうに選んだ、こんな病気をした、こんな対人トラブルが起こった……。オフラインのみならず、オンラインの場でも、あちこちで子育ての経験談がさかんに交わされています。
誰かの経験談を聞くことで、前もって準備できたり、準備することで気持ちに余裕ができたりします。自分と同じ経験をした人がいれば、共感したり励まされたり癒されたりするかもしれません。生活者としては、経験談は役立つ情報であり、互いのコミュニケーションを円滑にするものでもあります。ただし、支援者としてはどうでしょうか。今回は、相談や支援、対人援助をなりわいにする者として、「相談支援の場面で経験談や具体的な事例をどのように扱うとよいのか?」というテーマを考えたいと思います。(続きは地域保健WEB連載ページで)
<著者プロフィール>
寺田 奈々(ことばの相談室ことり 言語聴覚士)
慶應義塾大学文学部卒。養成課程で言語聴覚士免許を取得。総合病院、プライベートのクリニック、専門学校、区立障害者福祉センターなどに勤務。年間100 症例以上のことばの相談・支援に携わる。専門は、ことばの発達全般・吃音・発音指導・学習面のサポート・失語症・大人の発音矯正。著書に『子どもとのコミュニケーションがどんどん増える! 0~4歳 ことばをひきだす親子あそび』(小学館)、『発達障害&グレーゾーン幼児のことばを引き出す遊び53』(誠文堂新光社)。
●ことばの相談室ことり 公式サイト
https://stkotori.com/
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