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【WEB連載】フランスの親子まるごと支援 第3回を公開しました

【WEB連載】
フランスの子ども家庭福祉研究者として幅広く活動している安發明子さんのWEB連載を奇数月の30日に予定です。本連載では、日本とフランスの子育て支援の違いを知り、日本での課題を共有し読者と一緒に考えるような取り組みにしたいと安發さん。安發さんには連載ご執筆のほか、フランスの専門職の方との勉強会などにもご協力いただいています。ただいま2024年10月11日(金)の勉強会のアーカイブ視聴の申し込みを受け付け中です。どうぞお見逃しなく!

子どもの権利条約第3条「子どもにとっての関心(最善の利益)」と「子どもの声を聞く」はイコールではない。子どもの声を聞くことは基本であり、子どもが話し、望みを表現できるための条件を用意することに専門職の力量が問われる。けれど、聞いたらそのままそれを実現すればいいというわけではない。子どもにとってより良い成長のための知識を専門職は習得してきている。専門職としての知識をもとに、子どもの声を聞いた上で、子どもにとっての関心を子どもと一緒に実現していくことが求められていると言える。
では、専門職の知識として、どのような情報のアップデートがなされ、どのように子どもにとっての関心を実現できるよう現場で工夫されているだろう。2回にわたり、近年フランスで母子保健の土台となっている「最初の1000日」について紹介する。

<著者プロフィール>
安發明子(あわ・あきこ)

フランス子ども家庭福祉研究者。1981年鹿児島生まれ。2005年一橋大学社会学部卒、 首都圏で生活保護ワーカーとして働いた後2011年渡仏。2018年フランス国立社会科学高等研究院健康社会政策学修士、2019年フランス国立社会科学高等研究院社会学修士。フランスの子ども家庭福祉分野の調査をしながら日本へ発信を続けている。全ての子どもたちが幸せな子ども時代を過ごし、チャンスがある社会を目指して活動中。

●安發明子さん公式サイト
https://akikoawa.com/

【フランスに学ぶ勉強会(アーカイブ)のご案内】

地域保健編集部では、地域保健ネットサロン会員を対象に、フランスの保健センター婦人科医のエマニュエル・ピエットさんを講師にお招きし、オンライン勉強会を開催しました。通訳、コーディネートは安發明子さんです。
ただいまアーカイブ配信の準備中です。お申し込み・詳細はイベントページをご覧ください。

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