なな先生のことばの発達教室
言語聴覚士が日頃ご相談に乗っている、ことばの発達やことばのお悩みについてのさまざまな話題をお届けします。
- 第10回 繰り返しのある遊び――「ことばのシャワー」や「たくさんの読み聞かせ」に代わるアドバイス
- ・繰り返し――状況やことばの理解を助ける枠組みに
- ・「いないいないばあ」「高い高い」繰り返し遊びの共通点を探る
- ・「あったー!」の発語を引き出したブロック探し遊び
- ・実際のことばの指導では
- ・コミュニケーションは息を合わせてターン・テイキング
- ・幼い子との遊びは、偶然見つかり、突然始まるもの
- ・緩急をつけ期待を持たせるのが楽しく遊ぶコツ
- ・「汎化」の視点も大切に
- ・「ことばのシャワー」や「たくさんの読み聞かせ」に代わるアドバイスとして、「繰り返しのある遊びを」
- ・おすすめの本
- 第9回 赤ちゃんの身振りサインの発達
- ・初期の身振りサイン7つ
- ・ボディ・イメージと心の発達:身振りサインのレディネス
- ・ことばの発達における"環境"とは、聞き手のかかわりのこと
- ・動きのディテールはまだまだ
- ・お手本の模倣(まねっこ)から、ことばでの理解へ
- ・おすすめの本
- 第8回 コミュニケーションの"障害"は、私とあなたの間にある
- ・「コミュニケーション」とは伝え合うこと
- ・言語・コミュニケーションの支援は、反復トレーニングだけではない
- ・支援プログラムの立案に大切な、ICFの枠組み
- ・医療モデルから社会モデルへ
- ・コミュニケーション障害を社会モデルから捉えなおすと?
- ・コミュニケーションの障害は、私とあなたの間にある
- ・コミュニケーションのバリアは時に誰にでも起こる身近なもの
- ・「コミュニケーションのマイノリティ」と表現してみる
- ・コミュニケーション支援に関する社会や企業の取り組み
- ・機能面の改善に取り組むより先に、話し相手である私たちがまず変われたら
- ・おすすめの本
- 第7回 保護者に伝えるべきは客観的データ or 経験談?―発達相談支援の現場から
- ・自分の経験を話すのは自己開示でもある
- ・経験談は、あくまで、"その人の場合"
- ・データを示すか、経験談を話すか
- ・「うちの子も喋るのが遅かったけど今では大丈夫」
- ・「励ましてラクになりたい」のは、支援者側では?
- ・ことばの相談をきっかけに難聴がみつかった
- ・支援の現場で悩む方へ
- ・保護者とのやり取りの引き出しを増やしたい人へ、紹介したい本
- 第6回 食べることと話すこと、コミュニケーションの発達
- ・食べる機能の獲得
- ・食べることのはじまり
- ・食べることの発達を支える支援者の視点
- ・食べることとおしゃべりの発達をめぐって
- ・食べることとコミュニケーションをめぐって
- ・医療現場での摂食嚥下(リ)ハビリテーション の提供
- ・食べることの発達について学びたい人へ、紹介したい本
- 第5回 保護者・養育者に寄り添った説明をするには―活用できる説明資料のご紹介―
- ・当事者・保護者の気持ちに寄り添うために、取りまく状況を知る
- ・説明資料を活用する
- ・資料を活用する上で気をつけたいこと
- ・活用できる資料の紹介
- 第4回 ことば掛けが少ない無口な親御さん、お子さんへの関わり方をどう助言すればよい?
- ・「無口な親御さんに、もっとことば掛けをしてもらうにはどうしたらいいでしょうか?」というご質問
- ・ことば掛けを厳選する
- ・言語ではなく非言語(ノンバーバル・コミュニケーション)を重視する
- ・一方的なことば掛けではなく双方向であることや相互性があること(ターン・テイキング)を重視する
- ・どんなことば掛けをしたらよいか分からない、という方のために
- 第3回 発達健診でのことばの相談
- ・養育者が発達健診で感じるプレッシャー
- ・ことばの発達には個人差があると言われるけれど
- ・「ことばの遅れ」を見極める難しさ
- ・指摘は受けるけれど手立てを教えてもらえない
- ・深刻な療育不足・待機問題